昨年暮れ頃から、IT系のビジネスパーソンと話をしていると、Web2.0って何といった質問が多方面からありました。これまでこのブログではWeb2.0といったキーワードについて一切触れてきませんでしたが、昨年秋以降FBSの懇親会であるカジュアルセッションなどで、Web2.0に関連するキーワードが飛び交うようになり、僕にとってもWeb2.0という概念に対してどのように捉えて今後の事業に取り組んで行くべきか考えていたところでもありました。
そのような状況の中、サイボウズの小川さんから「Web2.0本」を書きませんかとのお誘いがありました。Web2.0について、しっかりと調べてWeb2.0について今後取り込む意味でも良い機会と考え、書いてみようかということで、書きました。
「Web2.0 BOOK」というジェネリックな書名で3月2日インプレスから発売の予定です。(近日中に予約が開始される予定です。)
詳細については今後随時このブログでお伝えしていこうと思いますが、執筆していてつくづく感じたのが、Web2.0は、新技術でも、新たなるWebビジネス、ましてや錬金術ではなく、今ここにあるWebのイケている(あるいはしっかりと収益を生んでいる)ビジネスモデルとWeb技術のピースを総称するキーワードであると言うことです。
「Web2.0 BOOK」ではWeb1.0を捉えた上で、Web2.0のオーバービュー、テクノロジー要素、Web2.0的カンパニーなどなどを綴っています。
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