Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

2006年を振り返る(前編)

2006年ブログのアーカイブを振り返ってみたが、僕にとって様々な意味でエポックメイキングな年であった。1月から6月を振り返ってみる。

年末になると、テレビ番組のテーマなどで「今年一年を漢字で表すとなんですか?」のコーナーがあるが、僕にとって今年一年を漢字で表すと「激」の一文字で表される一年であった。

1月 「Web2.0 Book」執筆、ライブドアショック
 年末から「Web2.0 Book」の執筆を開始した。この時期「Web2.0」ブームが来るとは露知らず。
 月末IT業界に衝撃が走った。当初はこれほどまでの大事件となるとは思わなかったが、この事件が会社経営、ベンチャーの成長、ファイナンスの知識など多くの意味で僕に影響を与えたのは間違いない。

2月 ブログエンジン(株)にサイボウズ社が資本参加を発表
 縁あってブログエンジン(株)にサイボウズ社から資本参加が合意され、サイボウズ社にマジョリティーを持ってもらうことに。インキュベーターのネットエイジの立場としては、この資本参加は大きな偉業であり、成長のステップに足を踏み出したことで大きな足跡となった。

3月 「Web2.0 Book」配本、新生ブログエンジン社スタート
 「Web2.0 Book」が配本された。前月発売された「Web進化論」と「RSSマーケティングガイド」が相まって好調の滑り出しをきった。
 先月まで共同執筆者の関係であった小川浩さんと、今度は共同経営者の立場で新生ブログエンジン社の事業計画を相当の時間をかけて議論、策定した。

4月 ブログエンジン(株)がfeedpath.jpを事業に加えフィードパス(株)へ社名変更
 ブログエンジン社の事業としてサイボウズ社のフィードリーダーサービスであるfeedpath.jpを統合することが決定。この時点でB2B事業とB2C事業の両輪でビジネスを推し進めることに。
これにより、社名をフィードパス(株)に変更した。

5月 フィードパスの住友商事が資本参加しZimbraの日本展開を発表
 5月連休は9月に毎日コミュニケーションズから配本されることになる「Web2.0のビジネスルール」の執筆活動を行う。
 連休明けに、以前から大変興味を抱いていた、米国のコラボレーションウェアである「Zimbra」の日本展開に関して住友商事経由でフィードパス社にオファーがあった。住友商事からフィードパスへの資本参加と共に、Zimbraの日本展開をフィードパスで行うことになった。ZimbraのCTOであるScott Dietzenとも月末に面談。とんとん拍子にフィードパスのビジネスが拡張していく。この頃から、スタッフ不足に陥ることに。。

6月 Zimbra本社にてキックオフミーティング。日本ユニシスのイベントのキーノートを講演
 上旬は米国出張。San MateoにあるZimbraオフィスを訪れる。いつ行ってもシリコンバレーはエキサイティングであった。日本ユニシスのイベント「BITS2006」のキーノートを講演。このころから、セミナーのオファーが激増してくる。MacKeynoteとFront Rowが手放せなくなる。

7月から12月は次回。

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