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旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

Web2.0のビジネスルールを読む

本タイトル: Web2.0のビジネスルール

コメント:
9月29日に毎日コミュニケーションズから僕にとって5冊目の本、小川さんにとっては6冊目の本である「Web2.0のビジネスルール」が発売された。スタートから販売が伸びており、9月30日朝の時点でアマゾンでは在庫切れの状況。

実はこの本。約1年がかりの企画を経て出版にこぎ着けたのである。

昨年「Web2.0 BOOK」の企画が持ち上がった時、サンフランシスコのSyndicate Conferenceの合間を見て小川さんとアイディア出しを行った。その段階で「Web2.0 13のルール」という企画がまとまった。それがこの本の企画の始まりである。

昨年12月時点では一部のITギークにしか「Web2.0」というキーワードが全く浸透しておらず、Web2.0をテーマとしたビジネス立ち上げプロセス的な難しい内容を書籍は時期尚早という判断となり、入門編的な「Web2.0 BOOK」の章編成となった。

その後この春に、マイコミさんからの企画でWeb2.0的なビジネスを立ち上げるための15のルールとして縦書きの新書として発売された。ネットベンチャー系の経営者、ビジネスパーソンさらにはエンジニアの参考書的な位置づけとなってもらえればうれしい。

15のルールとは以下の通り。

事業創造編
ルール1:Googleに見るWeb2.0時代のゲーム理論
ルール2:サービスか、プロダクトか?ビジネスモデルの選択
ルール3:Web2.0的組織こそ必須条件
ルール4:IPOか、バイアウトか?エグジットモデルの選択
ルール5:頭を狙うか、尾を狙うか ロングテールを理解する

ブランディング
ルール6:広告よりも広報
ルール7:誰にどう見られたいのかを決める
ルール8:ブログとRSS/ATOMフィードこそ武器

開発モデル編
ルール9:ソフトウェアのパラダイムシフトを理解する
ルール10:軽量かつポータブルであること
ルール11:リッチなユーザーインターフェースの提供
ルール12:マッシュアップとフィードの活用

オペレーション編
ルール13:無意識なユーザー参加を促進する
ルール14:技術だけではなくビジネスアーキテクチャで勝負する
ルール15:ユーザーと共にサービス規模拡大を目指す

評価: stars

評価者: got

評価日付: 2006-09-30

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著者: 小川 浩, 後藤 康成

出版年月日: 2006-09

出版社: 毎日コミュニケーションズ

ASIN: 4839921679

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