Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

WEB2.0 INNOVATION on 韓国

Web2.0 BOOKが韓国語に翻訳され、「WEB2.0 INNOVATION」(웹 2.0 이노베이션)として韓国にて発売された。

自分の著作が日本を越えて販売されることは大変光栄なことである。販売価格は16,000ウォンなので、2,200円くらい。帯のキャッチコピーは日本語版「Google, Amazon, Appleはなぜイケてる?」と同じ表現であろう。このコピーは小川さんが考えた。

Web2.0 BOOKが発売されて2ヶ月を経過したゴールデンウィークごろ、Web2.0 BOOKの韓国出版のオファーがインプレス社経由であり、なんのためらいもなく僕と小川さんはオファーをうけた。その際に韓国向けの「まえがき」を付け加えている。

Yes24.comによると、韓国語の説明は以下のようになっている。(僕はハングルを読めないのでわかるかたがいれば、このエントリーのコメントに書いてください。)

이 책은 실제로 웹 2.0 서비스의 기획, 개발, 운영에 종사하고 있는 저자에 의한 웹 2.0의 해설서이다. 웹 2.0이란 무엇인지를 이해하고 실제로 웹 2.0의 요소를 도입할 수 있도록 가능한 한 구체적으로 해설하고자 노력했다.
이 책은 인터넷 비즈니스나 IT 기술에 관심 있는 비즈니스 관계자들을 주된 대상으로 하고 있으나 IT 전문가가 아니라 하더라도 부담없이 읽을 수 있도록 쉬운 설명을 중시하여 전체적으로 읽기 편하게 정리했다. 구체적인 이해를 돕기 위해 가급적 많은 비즈니스 사례나 동향 등을 담고 있다.
특히 웹 비즈니스 기획이나 개발에 종사하는 사람에게는 필수적인 지식이 될 것이다. 또한 이미 웹 2.0 비즈니스에 관계된 일을 하고 있는 사람에게도 컨퍼런스 리포트나 인터뷰 등 웹 2.0 기업 현장의 최전선으로부터 전해오는 목소리는 귀중한 힌트가 될 것으로 생각된다.


僕の書いた韓国版のまえがき

まずは日本の隣国であり、インターネットの先進国である韓国において、この「Web2.0 BOOK」がみなさまのお手元に届けられることをたいへん嬉しいと思うとともに名誉なことだと思います。

この本が2006年3月上旬に日本で発売されてから、読者のブログなどでさまざまな書評や感想が投稿されました。その多くは読者自身がWeb2.0というキーワードを理解し整理する上で、教科書的な存在になるというものでした。実際にWeb2.0というキーワードが2005年に流行の兆しを見せてから、IT業界の中でもWeb2.0の本質を理解しているビジネスパーソン、エンジニアはごく一部であり、ほとんどのビジネスパーソンはその捕らえ所のないキーワードに困惑していたようです。そのような中で、僕らはこのWeb2.0というインターネットの環境変化に対して直球で勝負しました。そういった意味で正に教科書という代名詞が相応しいかもしれません。

2002年日韓ワールドカップ以降、民間レベルでも急激に日本と韓国の交流が活発になりました。僕のまわりにも流暢な日本語と英語を話す韓国のインターネットビジネスパーソンの知人が数名おり、その縁で3年前になりますがインターネットベンチャーとのビジネスミーティングで韓国を訪問した際、ルネッサンスホテルソウルに宿泊しました。ホテルでは当然のようにLAN環境が整備されていました。さらには訪問先のベンチャー企業のデータセンターも見せてもらいましたが、素晴らしい環境のデータセンターでした。

このようにインターネットインフラが整備された韓国で、Web2.0的インターネットベンチャーが生まれ、成長し、ビジネスでもテクノロジーでも僕たちとコラボレーションできることを楽しみにしています。

後藤康成

小川さんのブログによると、見本誌は昨日フィードパス社に郵送されているようであり、実は、僕はまだ手に取っていない。
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