マーケットプレイスという言葉は、インターネットの世界においても決して真新しいキーワードではありません。最もメジャーなマーケットプレイスといえば、楽天がしょう。ご存知のとおり、EC プラットフォームに多くのネット通販業者が店を開いているいわゆるモール型のオンラインショップです。さらに、ソーシャルアプリ(ゲーム)においても、モバゲータウンや mixi アプリなどのアプリを利用するマーケットプレイスが人気をよんでいます。
一方、モバイルに目を向けると、Apple の App ストアは iPhone アプリのマーケットプレイスです。iPhone ユーザーは App ストアから iPhone アプリを有料・無料を問わずダウンロードできます。同じように Android マーケットは Android のマーケットプレイスとして Android アプリをダウンロードできます。
インターネットの世界ではコンシューマー向けビジネスでブレイクしたサービスが2,3年遅れてビジネス向け市場で展開される傾向が高く、マーケットプレイスもその兆候を見せています。
今年3月に米国グーグルがサービスを開始した Google Apps Marketplace もその一つです。グーグルの企業向けサービスである Google Apps をベースに機能拡張したアプリケーションがラインナップされています。Google Apps はGmail, Googleカレンダー, ドキュメントなどビジネスパーソンがビジネス利用のクラウドアプリケーションです。
先日エントリーしましたが、フィードパスも今月6日に Google Apps Marketplace に Google Calendar を機能拡張する feedpath Gadget を無料でラインナップしました。 feedpath Gadget のコンセプトは「グーグル Calendar をグループカレンダーにする」というものです。
feedpath Gadget は Google カレンダーの2つの機能を拡張します。スケジュール共有時にセレクトボックスからメンバーを登録できる「簡単ゲスト追加」ガジェットとスケジュールをグループ表示する「グループカレンダー」ガジェットです。Google Apps を利用している企業・団体であれば無料で feedpath Gadget を利用できます。
ビジネス向けマーケットプレイスは今後大きな成長をすると考えており、今後マーケットプレイスに多くのガジェットをラインナップしていきます。