昨日(10月26日)に予定通りApple StoreからMacOS X Leopardが手元に届いたので早速インストールし、いろいろといじっている。メジャーな新機能についてはWWDC 2007のキーノートにてスティーブ・ジョブスが披露していることから大きく期待を裏切らなかった。このLeopardの新機能についてのレビューは多くのニュースサイトやブログで取り上げられると思うので、ここではあまり注目されていないLeopardの新機能をレポートする。
まず、ターミナルがインターナショナルサポートされデフォルトでダブルバイト表示対応している。タブ機能も強化され使いやすいターミナルへと進化している。
もう一つは、DTraceである。DTraceは低レベルデバッグ&プロファイリング機能で、アプリケーションのあらゆる要素の綿密なモニタリングを行う。このDTraceは、サン・マイクロシステムズによって開発されSolarisに搭載されている。現在ではオープンソースとなっているが、これがLeopardにポーティングされた。Appleはこのオープンソースを元にLeapardを堅牢なOSへと進化しさせている。
最後に多くのメディアで取り上げられている通り、Safariのパフォーマンスが上がっていることを体感できる。またSafariのプラグインであるSafariStandを利用しているが、SafariStandもSafari3対応されており快適なブラウザ環境が提供された。(ちなみにLeopard対応としてリリースされたFirefox 2.0.8も体感的に早くなっているが、これはFirefoxアプリケーションというよりは、Leopardのパフォーマンスではないだろうか)
ブックマーク・履歴検索・RSSリーダを提供するウインドウ「Stand Bar」
キーワードで素早く検索する「Quick Search」
ブックマークと履歴とローカルファイルを検索する「Stand Search」
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ちなみに、SafariStandをインストールする際に必要なSIMBL(Smart InputManager Bundle Loader)も10月17日にSIMBL 0.8.2 is compatible with Leopard developer builds.が提供されている。
この週末は、まだまだLeopardで楽しめそうだ。