2日に毎年の恒例行事の書初めをしました。
実はここ最近筆をとる機会を増やしているのですが、そのきっかけは昨年京都の西芳寺に訪問した際に行った写経です。
写経用紙に薄い文字で書かれている般若心経の文字を小筆でなぞるように書いていくのですが、これが結構大変で般若心経(旧漢字の書体が多く)の278文字を書くのになんと20分から30分かかったと思います。その写経は西芳寺に奉納されています。(たしか撮影禁止と言う事で僕は写真を撮らなかったのですが、いくつかのブログで写経の風景がアップされているようです。)
これを機会に、これまでプリンタ任せにしていた年賀状の宛先を今年は筆を取り自筆で行いました。
さて、今年の書初めは「有志竟成」。<ゆうしきょうせい>とよみます。
4文字熟語図書館によると、
志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。
一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現されるということ。
斉攻略など不可能だと思っていた光武帝が、それを成し遂げた耿弇を称賛して述べた言葉。
まぁ、ひとことで言うと「最後まで諦めない」ということですね。
この「最後まで諦めない」という言葉はよく聞く言葉ではありますが、F1の小林可夢偉選手やサッカーの澤穂希選手など多くのアスリートたちががインタビューで答えていた言葉で、僕の頭の中に焼き付いていたことで4文字熟語で表現してみました。