
Zimbraはシリコンバレーでも数少ない毛並みの良いテクノロジーベンチャーである。GoogleやYahoo!がそうだったように、イケているビジネスプランと技術力を持つシリコンバレーベンチャーはビッグネームベンチャーキャピタルからスタートアップステージで多額の資金を調達し、フルスロットルでアクセルを踏む。これにより優秀なエンジニア、優秀なビジネスパーソンを採用しビジネスデベロップメントのスピードを加速するのである。
昨日Zimbra社のコラボレーションウェアであるZimbra Collabolation Suiteをローカライズしたfeedpath Zebraのリリースを発表した。このプレスカンファレンスの前日にZimbraのCEOでありFounderであるSatish Dharmaraj(写真)が僕に語ってくれたZimbraスタートアップ時代の逸話である。
Zimbraは、このCEO SatishとCTO Scott Dietzenのツートップでマネジメントされている。Satishはハーバード大学でコンピューターサイエンスを学び経営学を学び、Sun MicrosystemsでJSPを担当後、Phone.com, Openwave SystemsでVPを経てZimbraを立ち上げている。一方創業後にJoinしたScottはカーネギーメロン大学にてコンピューターサイエンスのPh.Dであり、BEA SystemsのCTOという輝かしいバックグラウンドを持っている。ドリームマネージメントチームである。
多くのメディアで報道されているようにZimbra Collabolation Suiteは昨年2月に商用リリースされてから600万メールボックス、1500社への導入というロケットスタートを切っている。
Satish曰く、日経の取材(2月7日の日経産業1面に掲載された)や記者会見のメディア反応さらには、ローカライズされたfeedpath Zebraを見て、日本マーケットにおいても間違いなくブレークすると言ってくれた。
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■1つのウィンドウでメールを起点に“一体処理”——feedpath Zebra
■「Feedpath Zebra」いよいよ正式版がリリース