Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

トルコGP コースプレビュー

F1サーカスは3週間の休暇を経てアジアからヨーロッパに移動します。今週末はアジアとヨーロッパのハブとなるトルコのイスタンブールでグランプリが開催されます。

2005年からこのイスタンブール・パーク・サーキットでグランプリが開催されてきました。全長5.338kmの反時計回りのこのサーキットには、名物のターン8が待ち構えています。このターン8を高速かつエレガントなラインで駆け抜けることで、タイムが決まるといっても過言ではないでしょう。

ターン8は全長200メートルを超える3つのコーナーを持つ複合コーナーであり、時速270kmで回れる超高速コーナーです。コーナーにインするラインを間違えると、ものすごいGでコースアウトしてしまいます。それを怖がり減速してしまうと一気にタイムを失います。昨日のフリー走行ではタイムが出せませんでしたが、ダウンフォースの性能の高いレッドブル・レーシングのRB7には相性のよいコーナーではないかと思っています。

DRSのDetection Lineはターン9の手前で、Activation Lineはセクター3の始まるターン11の手前となります。イスタンブールのストレートは決して長くないために、DRSによるストレートでのオーバーテイクはかなり難しくなりそうです。

むしろ、DRSで先行マシンとの距離を詰めて、ターン12に入る前のレイト・ブレーキングによるコーナーでのオーバーテイクが見物かもしれません。