SunによるCobalt製アプライアンスサーバ製品の販売打ち切りは、ドットコム時代の最も革新的なハードウェアメーカーだったCobaltの終焉を意味する。Cobalt Networksは、まだ新興企業だった1990年代末、特定用途専用のアプライアンスサーバの概念を、構築したとは言わないまでも、世間に普及させた。Cobaltは1998年3月、同社初の製品であるQubeを発売。この小型で使いやすいウェブ/メール専用サーバ/ゲートウェイは小規模企業向けに設計されていた。
ドットコムブームで一世風靡したサーバーブランドがまた一つ消えていく。Sun によると、x86サーバに搭載するRed Hat Linux OSとSuSE Linuxの再販は今後も続けるとのこと。