Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

Chromeをウォールストリートは評価していない?

Blogot.comはアクセス解析にインフォシークアクセス解析とGoogle Analyticsを併用している。当然のことながら、ChromeはGoogle Analyticsにてトラッキングがされている。驚く事に、Chromeがリリースされた9月3日から本日までのアクセス解析の結果13.27%がChromeからのアクセスである。1週間も経たないうちにこのようなブラウザシェアは普通では考えられない。

このようにインターネットの歴史を変えるようなWebブラウザをリリースしたGoogleであるが、その一方Googleの株主は、今回のChromeのリリースによるGoogleの企業価値向上とは素直に連動していないと見ているようである。Nasdaqの地合いも決して良くはないのだが、Googleの株価は4日以降470ドルまで上げたもののその後下降の一方で昨日の終わり値は419ドル95セントといった有り様である。(株価チャートはYahoo.comより)

株式市場においてこのような状況に対して良く言われる言葉は、「既に株価に盛り込み済み」であるが、ウォールストリートは、果たして5年に一度有るか無いかのWebブラウザのパワーシフトによるGoogleのポテンシャルをすでに株価に盛り込んでいたのであろうか?厳しいなぁ。