Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

Sun 狂想曲の始まりか

Sun Microsystems (NYSE:SUN) がにわかに騒がしくなっている。

9月初旬、共同創業者でチーフサイエンティストのBill Joy退社した。その後、四半期決算での 25億4000万ドルの売上(純損失は2億8600万ドル)と 10期連続の売上減少。さらには 10月20日(米国時間)に米 S&P は信用格付けに関して"注意が必要"な "CreditWatch Friday" とした。

この苦しい状況の中でJava 関連事業は比較的好調を保っているが、サーバ向けソフトウェアと関連サービスを集約したJava Enterprise System (コード名 Project Orion)の日本国内での発売を昨日発表した。

Java Enterprise System は、この9月にサンフランシスコで開催されたSunNetwork 2003において、新ソフトウェア製品体系である Sun Java System を発表したが、その中核となるプロダクトである。

この Java Enterprise System を大々的にアピールするため Sun Microsystems 主催の Network Computing 2003 Autumn が明日東京で開催される。 Network Computing 2003 Autumn の基調講演を行うために来日した スコット・マクニーリー会長兼CEO のインタビューが ZDNet に掲載されているが、いやはや苦しい対応となっている。

何はともあれ、明日基調講演を聴いてきます。

「Sunはこれからも革新を続ける」とマクニーリーCEO from ZDNet

サン、1人1万1000円の新ソフトウェア体系を発表 from CNet Japan

米スタンダード&プアーズ、米サンを「要注意リスト」に from CNet Japan