ネットエイジのエンジニアリングの第3弾です。かなり技術系の横文字が飛び交いますのでご承知置きください。
ネットエイジの Java エンジニアリング(その1)にて紹介した、オリジナルの J2EE フレームワークである FEELS にて開発を行ってきましたが、J2EE を取り巻くオープンソースのフレームワークが普及しスケーラブルな商用サービスへの採用が本格化してきました。加えてオリジナルフレームワークを利用することで、社内でメンテナンスを行う必要がありメンテナーのエンジニアリングコストも増大してきたことから、オープンソースの J2EE フレームワークのデファクトスタンダードである Struts を採用に踏み切りました。
さらに、テンプレートエンジンには FEELS のテンプレートエンジンと親和性のある Velocity を採用し FEELS に置き換わる社内の標準フレームワークとして標準化を進めました。これまで通り EJB コンテナには Jboss を採用していますが、ここ最近のインキュベーション案件では Spring + Hibernate によるトランザクション管理とO/Rマッパーを採用することにより、開発の効率化を行いインキュベーション事業のスタートアップを加速しています。
キーワード検索の必要なサービスやプロダクトには、テキスト検索エンジンには Lucene を本格的に採用しパフォーマンスの高い検索レスポンスを実現しています。
また、ネットエイジグループのナリッジマネジメントやテキストマイニングのリーディングカンパニーであるデータセクションのフラッグシッププロダクトである「といえばサーバー」の技術も取り入れた開発を行っています。