この3日間iPhoneをいじり倒した。例によってシンプルなパッケージにiPhoneはパッケージングされていた。MacBookなどのApple製品と同じように機能一覧が掲載されたリーフレットは同梱されていたものの、携帯電話に付属する分厚い操作マニュアルは同梱されていない。今回も直感的に操作できるユーザーインターフェースにはマニュアルは不要ということで、Appleは相当自信を持っているようだ。とはいえ、2回ほどフリーズした際リセットのオペレーションがわからなかったので、WebサイトからPDFのマニュアルをダウンロードした。(写真は同期中表示がiPhone、左がiPod touch 時間は15:00だ)
iPhoneはiPodとアクティベーション、ファームのアップデート、ミュージック、ビデオ、カレンダー、アドレスブックなどデータ転送はiPodと同じようにiTunesを経由する。
auの携帯電話からのアドレス帳の移行であるが、auのアドレス帳はvCard形式をサポートしていたのでvCard形式のファイルに落とし込みSDCardを経由しMacBookに転送しアドレスブックにインポートした。これでiTunesが良きにiPhoneに同期してくれる。
カレンダーは、サイボウズオフィスと同期をとっているfeedpath ZebraのカレンダーをZimbra iSync機能でMacBookのiCalに同期している。これも特に苦労せずiTunesを経由しiPhoneに流し込んだ。そして、ソフトバンクのメールアカウントをセットアップ(IMAP接続である)しプライベートなメール環境とした。ビジネスのメール環境はのZimbraのIPhoneユーザーインターフェースを利用。SaaSの威力発揮である。(写真2段目に左がZimbra)(なお、Zimbra iSyncおよびZimbra 5.0日本語版はクローズドベータテスト中なのでfeedpath Zebraでは現在サポートしていません。)
App Storeからダウンロードした主なアプリケーションはFacebookとTypePadである。さらにGoogleにアクセスしGMail, GoogleReaderを、Yahoo!からはiPhone版のYahoo!をホーム画面にセットアップ。Google Readerは想像を絶する使いやすさである。
これまでiPod touchを日常的に利用していたが、Wi-Fiの環境が無ければネット接続できなかったため、ネット環境は積極的に利用していなかった。iPhoneは自動的にWi-Fiを優先的に接続しWi-Fiが接続できる環境でない場合、SoftBankのパケット網を利用する。利用者はインターネットに接続するという行為を一切する必要がない。文字通りユビキタスインターネット。すばらしい。