企業向けのブログであるイントラブログを啓蒙して2年が経過した。当時は一般のブログというキーワードさえも企業内での認知度は少なく、企業においてブログで何が出来るかというところから啓蒙を行ってきた。
当時はネットエイジの事業であったblogengineは、2005年3月に日立製作所に対してOEM供給を始め、「BROADNETBOXER」というブランドでリリース。その後、サイバーソリューションズの「サイバーブログ」、そして2006年10月にはサイボウズが「サイボウズブログ」としてblogengineをイントラブログエンジンに採用した。このようになOEM提供などでblogengineはこれまでに500社以上へ出荷しており、累計のユーザー数は22,000 IDまで成長。
フィードパスは6月6日、blogengieの新バージョンである1.3.3をリリースした。
blogengine 1.3.3の目玉は社内ブログ構築エンジン「blogengine」の機能を強化し、ほかのグループウェアや企業情報ポータル(EIP)などの企業内基幹ポータルからblogengineのエントリー記事を参照、投稿するためのAPIを提供開始。このAPIはAtomAPI仕様に準拠し、WebアプリケーションだけでなくAtom対応の各種クライアントソフトを実現している。
その他に多くの機能追加・改善が行われている。
1.エントリー(記事)にタグを付与する機能
2.付与されたタグをタグクラウドで表示する機能
3.On,Off可能な足跡機能
4.コメントのRSS配信機能
5.累計、昨日、一昨日のアクセス数の一覧表示機能(アクセスカウンターの設置)
6.各エントリーのアクセス数の表示機能(アクセスカウンターの設置)
7.人気エントリー(期間別・全期間別)のランキング表示機能
8.エントリー投稿数、コメント投稿数の上位メンバーの表示機能
9.Myコメント機能による投稿したコメント一覧の表示機能
10.情報デザインの刷新による直感的な操作