Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

酔っぱらい告白メールをプロテクトするBeer Goggles

深夜に酔っぱらって、携帯にエントリーされているアドレス帳から、片っ端に電話する「酔っ払い電話魔」的な人の話は僕の周りでもよく聞く話。米国では、メールでこれと同じような事をする輩が多いようだ。

Gmailはこのように深夜酔っぱらって、上司に訳のわからない直訴メールや、酔いに任せて安直な告白メールなどをしてしまい、翌朝ブルーにならないような機能をリリースした。

その名は「Beer Goggles(ビール・ゴーグル)」。Beer Gogglesとは酔いが回るとパッとしない人もタイプに見えることから来ているらしい。

GmailでBeer Gogglesの設定を有効にすると、デフォルトでは深夜時間帯メールを送信しようとすると、算数の問題が5問表示され、制限時間内に全問解かないと送信できない。E-MailのプロトコルであるSMTPは送ったメールは配送を中止する事ができないので、送る前に我に返らせるというなかなか面白い発想である。

さて、実際僕も設定してみたが、日本語表示環境のGmailにて、このMail Gogglesを有効にするには、ちょいとテクが必要なことがわかった。手順は以下の通り。

  1. Gmaiログイン状態にて、設定>全般>言語 をEnglish(US)にして表示を英語とする。英語環境とする事でSettingsメニューにGmailプラグインリストのLabsが追加される。
  2. 英語環境でSettings>Labs>Mail GogglesをEnableにして保存する。これでSetting>Generalを選択すれば、Mail Gogglesが有効となっている。
  3. さらにSetting>GeneralでLanguageを「日本語」に戻し保存する。
  4. 設定>全般を選択すれば、「眠気&飲酒チェッカー」と翻訳されたMail Gogglesが出現。あとは自分の酔っぱらいタイムに合わせたセッティングをしてください。

深夜に酔っ払いメールしそうな方は、お試しアレ。