いよいよ今月18日(金)オーストラリアのメルボルンから開幕する2016年のF1シーズンですが、昨日予選のルールが変更されることが正式にアナウンスされました。この新ルールへの変更は以前から情報は流れていましたが、時期的には2016年カナダGP以降になるのではされていました。ところが急転直下開幕戦から導入されたのです。
新ルールは90秒インターバルでマシンが消えていくライブ感満々のルールとなっています。そして最後の90秒はポールポジションを争う2台の一騎打ちです(ドキドキ感満載)。
このルール、生き残るためにはマシンパフォーマンスだけではなくテクニカルなピットワークが鍵になること間違い無しです。ファンとしてはライブ映像から目が離せません。
F1 新予選ルール
第1ラウンド(Q1)
セッション時間は16分間。開始から7分後に最も遅いタイムのドライバーが脱落。以降、セッションが終了するまで、90秒経過ごとにその時点で最下位にいるドライバーがノックアウトされていく。Q1では7名が姿を消し、15名がQ2に進出する。
第2ラウンド(Q2)
セッション時間は15分間。開始から6分後に最も遅いタイムのドライバーが脱落。以降、セッションが終了するまで、90秒経過ごとにその時点で最下位にいるドライバーがノックアウトされていく。Q2では7名が姿を消し、8名がQ3に進出する。
第3ラウンド(Q3)
セッション時間は14分間。開始から5分後に最も遅いタイムのドライバーが脱落。以降、セッションが終了するまで、90秒経過ごとにその時点で最下位にいるドライバーがノックアウトされていく。最後の90秒間は残った2名のタイムアタックが行われる。
2015年の予選ルール
第1ラウンド(Q1)
セッション時間は18分間。すべてのマシンが参加し、好きなだけ周回を走ってタイムを計測する。 終了した時点でタイムシート下位5台が脱落。
第2ラウンド(Q2)
セッション時間は15分間。好きなだけ周回を走ってタイムを計測する。終了した時点でタイムシート下位5台がノックアウト。
第3ラウンド(Q3)
セッション時間は15分間。2つのセッションを生き残った10台によるQ3でポールポジションをかけた争いが展開される。
いやぁ、メルボルンの予選が楽しみです。
(追伸)オーストラリアGPで実施された結果、本フォーマットは中止となりました。