ミュンヘンから再びICEで2時間半、今回のジャーニーの最終目的地は予てから訪れてみたいと思っていたシュトゥットガルト(Stuttgart)です。
どんな街か?Wikipediaによれば、
ネッカー川沿いにあり、シュヴァーベン地方北部とフランケン地方南西部であるヴュルテンベルク地方を境目とするドイツを代表する工業都市で、もっとも豊かな地域である。一方ではブドウなどの栽培も盛んであり、中央駅のそばには今もブドウ畑が残る。ワインも生産され、農業も盛んな田舎街の側面を併せ持つ。
さらに交通の要所となっているようで、
欧州議会があるフランス・ストラスブールへ車で1時間半、ミュンヘンへ2時間、フランクフルトへ1時間半、スイス・チューリッヒへ2時間半とヨーロッパのへそともいえる絶好のロケーションに位置する。
ドイツのガイドブックではベルリンやロマンチック街道などが人気観光スポットとして掲載されています。このシュトゥットガルトは眼を見張るような観光資源は無くガイドブック上でページを割かれることは殆どないようです。それでもこの街を選んだのは、メルセデス、ポルシェといった世界を代表する企業の本社があるからです。つまり「クリマがあり、ワインがある街で2時間以内で主要都市に繋がるハブ」といったところでしょうか。Formula 1ファンとしても、スパ・フランコルシャン、レッドブル・リンク、ニュルブルクリンク、モンツァに近い街ですね。
今回は2泊3日の短い滞在でしたが、街を歩いてみた印象として、60万人もの人口なのですが、街並みが穏やかですごくシックリくる感じです。食に関しても地元料理のレストランはもちろんですが、イタリアン、アジアンレストランも結構ありました。ここはドイツ旅行で一度は訪れてみたいオススメの街です。
夕暮れの街並み(ズームして見てください。みんな楽しそうです)
これまで僕は、東はベルリン、ドレスデン。西はデュッセルドルフ、フランクフルトそしてミュンヘンと代表的なドイツの街を巡りましたが、今回訪問してみてこのシュトゥットガルトが一番好きになりました。次回はパリ東駅からTGVでストラスブルグを経由しシュトゥットガルトに訪問しよう。
次回はメルセデス、ポルシェ博物館について綴りたいと思います。
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南ドイツの旅 (2) - フランクフルト・アム・マイン (Frankfurt am Main)