2012.01.04
写経と書初め
実はここ最近筆をとる機会を増やしているのですが、そのきっかけは昨年京都の西芳寺に訪問した際に行った写経です。
写経用紙に薄い文字で書かれている般若心経の文字を小筆でなぞるように書いていくのですが、これが結構大変で般若心経(旧漢字の書体が多く)の278文字を書くのになんと20分から30分かかったと思います。その写経は西芳寺に奉納されています。(たしか撮影禁止と言う事で僕は写真を撮らなかったのですが、いくつかのブログで写経の風景がアップされているようです。)
これを機会に、これまでプリンタ任せにしていた年賀状の宛先を今年は筆を取り自筆で行いました。
さて、今年の書初めは「有志竟成」。<ゆうしきょうせい>とよみます。
4文字熟語図書館によると、
志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられるということ。
一見すると困難のようにみえても、固い信念を以て事に当れば遂には実現されるということ。
斉攻略など不可能だと思っていた光武帝が、それを成し遂げた耿弇を称賛して述べた言葉。
まぁ、ひとことで言うと「最後まで諦めない」ということですね。
この「最後まで諦めない」という言葉はよく聞く言葉ではありますが、F1の小林可夢偉選手やサッカーの澤穂希選手など多くのアスリートたちががインタビューで答えていた言葉で、僕の頭の中に焼き付いていたことで4文字熟語で表現してみました。
ちなみに、2011年は「一心不乱」、2010年は「進化」、2009年は「一期一会」(写真見つからず)でした。
2012.01.01
2011年新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
本年も Blogot をよろしくお願い致します。
2003年から始めたこのブログも9年目(足掛け10年)を迎えることが出来ました。思えばネットエイジに在籍時代の2003年10月にTypePadが日本に進出前の米国TypePadを使って始めたのがこのブログです。自分でもまさかこんなに長く続くとは思ってもいませんでしたが、思うこと感じることを綴ってあっという間の9年でした。
さぁ、2012年が始まりました。昨年後半からインターネット関連のトレンドについてもかなり時間をかけてウォッチしており温めているネタも結構あります。今年は昨年にもましてこのブログで多くのインターネットのトレンドについてエントリーをしたいと思っています。また、昨年からエントリーし始めたF1カテゴリも今年もさらにパワーアップしたいと思っています。
引き続きよろしくお願いします。
2011.12.31
2011年 Blogotアクセスランキング - iPhoneが上位を占める
毎年年末恒例となった、Blogotの年間アクセスランキングを集計しました。
2010年頃からBogotへのエントリーが少なくなってきました。このブログの他にもZDNetやITmedia誠へエントリーがシフトしてきたこともありますが、もっとも大きな理由は僕の興味がSNSに向いていきFacebookへシフトしてきたことが大きいと考えています。さらに昨年はGoogle+が加わったことでBlogotへのエントリーは月に1エントリー程度になってしましました。
特にGoogle+はもっともブログエントリーに近い構造を持っており、一時はこのBlogotもGoogle+にシフトしようかなと検討したほどでした。(結局Blogotは継続することにしました。)
ということで、今年のアクセスランキングです。
もともとBlogotへのアクセスの65%はサーチエンジン経由であることから、古いエントリーもしっかりと上位にランキングされる傾向にありましたが、寂しいことに2011年のエントリーは3つしか含まれていません。
上位のiPhoneは昨年に続き2年連続の1-2です。特に今年iOS5がリリースされたことに起因していると思います。2004年にエントリーした「ガベージコレクションを理解する」はSEO的にかなり良いらしく、毎年上位にランキングされています。
1. iPhone OS 3.0 新機能「紛失したiPhoneを探す」 2009.06.18
2. IPhoneをSIP Phoneとして利用する 2009.06.10
3. グーグルCEOの憂鬱 2007.09.05
4. ガベージコレクションを理解する 2004.04.06
5. フィードパスは今日からYahoo! Japanグループに 2011.04.28
6. 本田宗一郎と鈴鹿サーキット 2011.10.16
7. 徒然草とスティーブ・ジョブズ 2011.08.26
8. Love & Peaceとギブソンと忌野清志郎 2010.05.06
9. Google Chrome Mac版の使い心地 2009.06.09
10. サイボウズオフィスのスケジュールをiPhoneに同期する 2009.01.06
来年はがんばってもっとエントリーしようと思っています。
・2010年アクセスランキング
・2009年アクセスランキング
・2008年アクセスランキング
・2007年アクセスランキング
2011.12.28
2011年を振り返る
2006年から始めた、年末恒例の(といっても自分の中だけかもしれませんが)今年一年を漢字で表し振り返るエントリーです。
2006年は「激」、2007年は「変」、2008年は「淘」、2009年は「改」、そして2010年は「進」。そして2011年の今年は「整」です。
世の中的には、今年2011年は東日本大震災、スティーブ・ジョブズの死去をはじめ悲しいニュースも数多くありました。(IT関連の3大ニュースは先日CNET Japanのオンラインパネルディスカッションにエントリーしてます。)
僕にとって今年は「整える」年であったと思います。個人的には、2005年にスタートしたフィードパスは6年目の今年4月にYahoo! JAPANグループ入りしました。Yahoo! JAPANにて最大のバリューを出すために、これまで手がけてきたクラウドアプリケーション事業を整理した年でもあります。
メンタル面においても整えることができたと感じています。この10数年の間、長期バケーションを取ってきていなかったことから、今年の夏には思いきってタイ・バンコクそして念願の南フランス・アルルを中心にソロでバックパック旅行もしました。最近では京都の寺めぐり&紅葉めぐりもし、スティーブ・ジョブズも訪れたという苔寺である西芳寺の紅葉(写真最下部)を堪能しました。今年はまさに、多くの国内外文化に触れる年であったと思います。
そして今年から趣味として始めたデジタル一眼カメラでその風景をおさめました。
今年心身ともに整えることができたので、来年は動き始めることができるでしょう。
2011.09.30
南フランス紀行
9月21日から29日までバケーションでフランスに訪問してきました。南フランスを中心にアヴィニョン、サン・レミ・ド・プロバンス、アルルそして最後にパリと7泊9日の旅でした。
バックパック一つで南フランスはバスと徒歩での移動が中心であり、1日5キロから10キロは歩いたでしょう。
以前このブログで書いたようにゴッホをめぐる旅です。特にアルルには彼の住んでいた家、サンレミには収容されていた修道院があります。ゴッホはこの2つの場所で多くの作品を仕上げました。
そして、パリではオルセー美術館でゴッホの作品を18点鑑賞しました。オルセー美術館では彼のアルルからサンレミでの作品が展示されています。
今回の旅では、iPad/iPhoneというネットガジェットを持っていったことで旅の楽しみは倍増しました。最も効果があったのはGoogle Mapのナビゲーション機能です。今どこにいて次にはそのルートで行くべきか、バスは今どこを走っていてい車窓から見える景色は何なのかを一目瞭然です。さらにソフトバンクは海外ローミング行っていることから日本のソフトバンク契約でインターネット接続ができ、しかも料金を気にしない固定料金で利用できます。
TwitterやFacebookそしてGoogle+で近況をレポートすることで多くの方からコメントや声援をいただきました。遠いフランスにいながら、ほぼリアルタイムでコミュニケーションができることで、改めてソーシャルメディアの威力を実感しました。
このほかの写真をFlickrにアップしています。
2011.08.26
徒然草とスティーブ・ジョブズ
「よき細工は、少し鈍き刀を使ふ、といふ、妙観が刀は、いたく立たず」
彼は利きすぎる腕と鈍い刀の必要とを痛感している自分のことを言っているのである。物が見えすぎる眼をいかに御したらいいか、これが徒然草の文体の精髄(せいずい)である。
(小林秀雄著・「徒然草」より)
これは小林秀雄が、あの吉田兼好を評した文章の引用である。
この兼好のような利き過ぎる目を持った、インターネット産業界に最も影響力のあるカリスマ・アントレプレナーが昨日第一線を退いた。
彼はこの30年あまり常に革命的な製品で新たなる世界を創り続けた。ここ30年多くのテクノロジー・ブレークスルーを乗り越えて成長を続けてきたコンシューマー・エレクトロニクスとインターネット産業、その時々の成長過程で起こりうる環境の変化と実現できる世界が常に彼には見えていた。いや、見えすぎていたのである。
その見えすぎる目を御することができず、若い頃には失敗もし一時第一線を退いたが。復帰後は見えすぎる目を御することのできる鈍い刀を利用する方法を覚えたのだろう。世に送り出す製品のほとんどが大ヒットしたのである。
世界はどう変わるのか? いや、どう変えるか?
おそらく彼の頭の中はつねにそのテーマで一杯だったのではないか。考えに考え抜き、それを時間をかけて実現し、ここぞというタイミングで世に送り出したのである。しかも、だれもが驚くような芸術的なプロダクトに仕立て上げて。
メディアなどでは彼を評するときエバンジェリストというコンテキスト共に語られることが多いが、5年後、10年後の世界のビジョンや世界観を語ったビジョナリストやエバンジェリストではない。彼は正真正銘の革命家であった。
ミスター スティーブ・ジョブズ。もうあなたの作品を手にできないと思うと本当に寂しい。
2011.08.24
Yahoo!のリアルタイム検索を利用する
前回Google+のリアルタイム検索についてのエントリーをしましたが、今回はその続編のエントリーです。
Googleのリアルタイム検索とスイッチするように、6月14日にYahoo! JapanはTwitterとの提携を発表し、リアルタイム検索メニューがYahoo! Japan!の検索オプションとして組み込まれています。知っての通りYahoo! Japanの検索プラットフォームはGoogleのサーチエンジンを採用していますので、Yahoo! JapanはのGoogleとTwitterというウェブデファクトのプラットフォームを利用して検索を提供していることになります。
僕らは常にフレッシュな情報を求めてウェブにアクセスしています。数年前ブログの普及により情報のサマリーがキャスティングされるリソースとしてRSSフィードが定着しました。今ではTwitterが情報をストリーム化したことで、フレッシュな情報のコモディティー化が実現され2次情報、3次情報としてストリーム上でリレーションされマルチキャストされている中で、リアルタイム検索は情報のクオリティーと即時性が求められるようになっています。
Yahoo! Japanのリアルタイム検索を利用するには、Yahoo! Japanの検索結果画面 > メニューバーの一覧をクリック > ドロップダウンリストにリアルタイム検索が表示されます。あるいは http://realtime.search.yahoo.co.jp/ から検索することができます。
さらにYahoo! Japan 公式iPhoneアプリのキーワード検索からもリアルタイム検索が利用可能となっています。
2011.08.21
Google+とリアルタイム検索
7月5日にリアルタイム検索がGoogle検索のサイドバーからなくなりました。Googleでリアルタイム検索ができなくなった原因はTwitterとの契約が満了したことによるようです。このエントリーを書いている現在でもGoogle検索のサイドバーにはリアルタイム検索のリンクが復活していません。
Googleはリアルタイム検索を諦めたのか?
タブン答えはノーです。Google+がその役目を果たすのではないかと予想されています。Google+にはPublicモードでのストリームへのエントリーが選択できることから、Facebookとは異なりGoogle+のアカウントを持っていない人にでもエントリー内容が公開されることになります。つまりGoogleのサーチエンジンにインデキシングされるということです。そうなるとGoogle+のエントリーがリアルタイム検索として表示されるようになるはずです。
この期待は大きいのですが、本日時点ではGoogle+のエントリー情報はヒットないようです。近い将来リアルタイム検索のオプションが復活しGoogle+のエントリーが結果として表示されることになるでしょう。
ソーシャルメディア上でGoogle+はTwitterやFacebookと同じレイヤー、所謂ソーシャルというコンテキストで議論されていますが、Google+の本質はソーシャル機能ではなく、本来の土俵である検索テクノロジーと考えています。ホットなキーワードを検索するにはTwitterの検索を利用する人が多いでしょう。Twitterでの検索結果(特に日本語キーワード)は期待通りの結果とならないことが多いようです。Facebookに至ってはクローズドなネットワークのためにパブリックな検索エンジンにヒットしません。さらに、人物検索に関しても今のところ決定的な検索エンジンは存在しません。
現在GoogleがWeb上の検索で(満足する結果に)たどり着けていない領域は、リアルタイム検索と人物検索です。Google+はこの2つの領域をカバーすることになると僕は考えています。
2011.08.20
picplzとFlickr
iPhoneからTwitter/Facebookなどソーシャルメディアと連携できる Photo クリップサービスに Instagram を利用していたが、ゴールデンウィークから picplz に乗り換えて使い込んでみた結果、picplz を使い続けることにした。
Instagram のスクエア(1:1)タイプが馴染まなかったのと、Webブラウザで閲覧できアクセスカウントが確認できる点。まぁ、好みの問題です。
この、picplz のサービスを提供している Mixed Media Labs はサンフランシスコベースのスタートアップ。 Andreessen Horowitz がインベストメントしていて、Marc Andreessen がボードメンバーにいる毛並みのよいスタートアップ。
一方、Instagram もご存知 Benchmark Capital がインベストメントしている。(ちなみに SeedでAndreessen Horowitz もインベストメントしている)
個人的には、長年 Flickr を Photo アーカイブとしては利用(5000枚以上の写真をアップしている)しているので、Flickrにこの手のスマートフォンアプリを頑張ってもらいたいな。
追伸
本日からBlogotのヘッダーイメージをリヨンからプロバンスのPhotoに変えてみました。
2011.08.11
アルルの跳ね橋と円形競技場
前回バケーションで南フランスを訪問するエントリーをしましたが、時間を見つけては南フランスの現地情報を収集しています。このように旅の前に現地情報を収集することも醍醐味の一つですね。一昔前であれば旅の情報収集も雑誌をはじめ旅行記やガイドブックに頼っていましたが、IT化した昨今ではインターネットから相当な情報が収集できます。
ご存知Googleマップのストリートビューは各国をカバーしています。Googleマップの見たいポイントにペグマン(人形のアイコン)をドラッグすることで、街並みや景色が表示され360 度見渡すことができ現地にいる錯覚にとらわれそうです。
もちろんアルルもGoogleストリートビューで景観を確認できます。(全てのエリアではないですが)
アルルの中でも観光地として人気が高い(らしい)あの有名なゴッホの名作「アルルの跳ね橋(ラングロワ橋)」の現在の景観をGoogleストリートビューで見てみるとこんな感じです。まさに、約120年前この場所でゴッホがカンバスを置きパレットで絵の具を混ぜながら描いた状況がリアルに想像できます。
Deutsch: Le Pont de l'Anglois
Vincent van Gogh
アルルには世界遺産のが点在しています。「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」として、市内に残る以下の古代から中世にかけての建造物である円形闘技場、古代劇場、地下回廊とフォルム、コンスタンティヌスの公衆浴場などが、1981年に世界遺産に登録されました。これらの世界遺産は半径1キロメートル以内にあるので歩いて世界遺産めぐりができます。
Googleストリートビューは道路沿いに沿った景色を確認でいますがさすがに円形闘技場からの景色までは確認できません。そんな時にインターネットの仮想現実パノラマサイトである360citiesを使うときれいな画像で360度ビューが確認できます。ITの力を借りれば、シミュレーションさながらの旅行プランが立てられますね。
Arles Roman Arena in France
360citiesで見た円形競技場













