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2009.01.06

サイボウズオフィスのスケジュールをiPhoneに同期する

Posted on 2009.01. 6 :22:26 in ネットテクノロジー Category

昨年末からZimbra Collaboration Suite 5.0日本語版(ZCS5.0日本語版)をベースとしたfeedpath Zebra 5.0(社内開発コード)の社内ベータ利用を行っている。ZCS5.0日本語版は昨年11月に日本市場向けにリリースしており、これまでのZCS4.5からの大きな機能追加は以下の通りである。

  • インスタントメッセンジャー(ベータ)機能
  • タスク管理機能
  • ブリーフケース機能
  • Safari 3.0でのブラウジングをサポート
  • Zimbra Desktop(ベータ)

さらに

  • ログイン時の起動時間が大幅な改善
  • 管理コンソールの機能強化

僕にとって最も実用的な機能追加は、feedpath Zebra 5.0のメールメッセージとカレンダーがiPhoneのアプリであるメールとカレンダーにリアルタイムシンク(プッシュ型)が可能になったことである。(iPhoneのSafariでのブラウジングではなくiPhoneのアプリとのシンクである)

ぼくらフィードパスでは当然ながら社内のスケジュール管理はサイボウズOffice for SaaSで行っており、feedpath Zebraはこれまで、サイボウズOffice for SaaSとのスケジュール連携機能を提供してきた。(左画像はfeedpath ZebraのサイボウズOffice連携メニュー)

このサイボウズOfficeスケジュール連携機能により定期的にサイボウズOfficeのスケジュールとfeedpath Zebraのカレンダーが同期される。(技術的にはZimbraの提供するプラグインインターフェースであるZimletを利用)ここではデモ用のスケジュールをキャプチャー化して紹介する。



【サイボウズOffice for SaaSのスケジュール】


【feedpath Zebra 5.0のカレンダー(小さくて見えないのが同期されている)】

さらにfeedpath Zebraのカレンダーがアップデートされると、feedpath Zebraのモバイルシンク機能によりiPhoneアプリのカレンダーにほぼリアルタイムに同期されるのである。技術的には、ZCS5.0がIPhoneの提供するExchangeとのActiveSync機能を利用する事で実現している。


【IPhoneのカレンダーアプリ】

このfeedpath Zebra 5.0は社内ベータを経て早ければ第一四半期にサービス開始を行う予定である。

ビジネスでもプライベートでももうIPhoneが手放せない日常生活だ。

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2009.01.03

東京薬科大学がZimbraを採用

Posted on 2009.01. 3 :08:46 in ネットテクノロジー Category

昨年10月、Zimbra Collaboration Suiteが東京薬科大学に導入され利用が開始された。フィードパスもシステムインテグレーションフェーズにおいて裏方ながら導入時のテクニカルサポートを行ってきた。

インテグレーション期間は2ヶ月半、教職員の利用でメールボックス数は5500である。昨年Zimbra Collaboration Suiteを導入した15000メールボックスの関東学院大学に比べると少ないが、日本においてのZimbra Collaboration Suiteの採用規模では大きい方である。

今回のZimbra Collaboration Suiteの導入に当たっては、ITmediaに掲載されているとおり、競合はGoogleAppsであった。実は昨年夏以降に本格的な導入検討が行われ、東京薬科大学はZimbra Collaboration Suiteを最終選考する結果となった。ITmediaのインタビュー記事によると、GoogleAppsの採用に踏み切らなかった大きな要因は、大学外にデータを預けて管理することへの不安、つまり「データがコントローラブルであること」である。

SaaSといえども、このニーズは結構多く、feedpath Zebraの顧客ニーズにおいてもメールデータのエクスポートサービスを希望するクライアントが多いことから、メールデータエクスポートサービスをfeedpath Zebraの商品ラインアップとしている

昨年米国スタンフォード大学がZimbraを導入していることは発表した影響もあり、大学などの教育機関からの案件が多くなってきている。またGoogleAppsが本格的に企業、教育機関向けにサービスを開始した影響でZimbraも脚光を浴びてきている。

さらに昨年、某大手コンテンツプロバイダーにも導入が決まっており現在インテグレーションのフェーズである。

Google Appsを採用しなかった理由も:「mixiのようなポータル機能をメーラーで実現したかった」――東京薬科大学(ITmedia)

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2008.09.05

ChromeでのZimbraパフォーマンステスト

Posted on 2008.09. 5 :10:06 in ネットテクノロジー Category

昨日ChromeでのZimbraのエントリーを行ったが、今回はその続きを。

昨日、早速ZimbraのオフィシャルブログにてChromeのベンチマークの結果がレポートされている。Zimbraのエンジニアはブラウザの性能に敏感でこれまでもFirefoxやSafariでのバージョンの違いによるベンチマークを公表している。

さて、今回のZimbraによるChrome上でのZimbraアプリケーションのベンチマークに際して、Zimbraブログで興味深いセンテンスがある。ブログによると、

「Zimbraは利用者にとって有益な情報を提供できるパフォーマンス測定ツールを持っている。みんなはV8 Benchmark, Dromaeo, SunSpiderなど個別にベンチマークツールによりそれぞれのテストケースによるベンチマークを議論しているが、重要なのは実際に利用するアプリケーションの性能であり。Zimbraのテストはユーザーインターフェースレベルのパフォーマンスを測定している。」(僕の超訳)

Zimbra has a testing harness thats in alpha which we will be making available to the public in the future, that measures performance on different actions within Zimbra. This helps us understand what the end user is seeing.People can talk V8 Benchmark, Dromaeo, SunSpider, or what ever they want. What really matters is how applications perform. Our tests are pure UI performance, ie, how fast Zimbra is to the end user.

テスト対象ブラウザはMSIE 8.0b2, FireFox Minefield 3.1b1pre, Google Chromeである。気になる結果は、かろうじてSafari-nightlyであるがGoogle Chromeと僅差である。実際は体感的には認識できない数字の差であろう。(図:ZimbraによるOverall Performance)

Totalrendertime

こうしてみると、ベータベースの次世代のブラウザ群のなかでも、Google Chromeの性能の高さが浮き彫りになってくる。もちろんChromeの性能は今後さらに改善され高速になるであろう。流石Google、お見事である。

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2008.09.04

Google ChromeでZimbraはさらに高速化されるか?

Posted on 2008.09. 4 :07:39 in ネットテクノロジー Category

Logo_sm 9月3日にリリースしたGoogleのWebブラウザ「Chrome」は、そのレンダリング性能やユーザーインターフェースの革新性からネット系メディアやアルファブロガーのレビューで話題になっている。

早速Windows XPのマシンで利用してみた。Internet Explolor 6やFirefox2(僕のWindowsマシンのブラウザは1世代前です ;-))に比べると体感的に高速でありサクサクと動作する。ユーザーインターフェースも直感的に理解できるデザインであり悪くない。当然であるが、Google ReaderやGoogle Appsには最適化されているようで、高速で動作する。

Google Chromeが採用しているのは「AppleWebKit/525.13 」で、Windows版Safari 3.1と同じと発表されとおり、Google Chromeの開発者向けサイトのアナウンスでは、高速化について以下のように掲載されている。

最新の JavaScript エンジン (V8) が使用されているため、既存の JavaScript インタプリタより大幅な高速化が実現しています。そのため、ウェブ開発者は、速度や処理方法に関する制約をあまり設けずに、より複雑で高い処理速度を要求する Ajax アプリケーションを作成できます。

GoogleGoogle Chromeは、AppleのSafari などの他のブラウザも使用している WebKit レンダリングエンジンを使用しています。ウェブページを Google Chromeで表示すると、他の WebKit ベースのブラウザの場合と同じように表示される。

Chromeのユーザーエージェント

Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/525.13 (KHTML, like Gecko) Chrome/0.X.Y.Z Safari/525.13
.

Macバージョンがまだリリースされていないので、あくまでもWindowsマシンでの感想であるが、サプライズというよりは、多のブラウザと比べると一歩抜き出た優等生Webブラウザというイメージである。

さてさて、これからが本題で、Zimbraを利用したところ、ZCS 4.5、ZCS 5.0共にAjaxクライアントでは動作しない。具体的にはZCS 4.5.10ではログインできず、ZCS 5.0.9ではHTMLベースのスタンダードクライアントでログインされる。Safariベースのレンダリングエンジンを利用しているのであれば、表示して欲しいところであるが、ChromeはSafari同じエンジンを利用しているとは言え味付けが違うようだ。(イメージはChromeで表示させた、ZCS 5.0.9でのスタンダードクライアント)

Chromzimbra

Zimbraは先日リリースしたZCS 5.0.9からSafari 3を正式サポートした事もあって、レンダリングエンジンが同じなのでChomeでも問題なく表示されるだろうと期待したのだが、残念。ZimbraがChromeをいつサポートしてくれるか。。

■関連リンク

・ChromeでのZimbraパフォーマンステスト

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2008.09.01

関西レンタルサーバー会技術部会とHadoopのベンチマーク結果

Posted on 2008.09. 1 :19:28 in ネットテクノロジー Category

8月29日(金)に関西のレンタルサーバー事業者で構成される、関西レンタルサーバー会の技術部会発足のキックオフミーティングが大阪で開催され、講演をさせていただいた。

関西レンタルサーバー会とは、関西の各事業者が持つ情報やノウハウを共有することにより業界全体の発展に寄与し、各事業者のステークホルダーがその成果を享受することを目的として活動を行っている。その中でレンタルサーバー業界を包括する形での技術的情報交換や問題解決に向けた協力体制の確立のために関西レンタルサーバ会において技術に特化した技術部会を今回発足したとのこと。

Kansairentalservertechmeeting

僕の講演のテーマはSaaSプロバイダーから見た、Webテクノロジーのイノベーションとクラウドコンピューティングについてのテクノロジートレンドについて1時間ほど話をさせてもらった。これまで僕は、サービス提供者であるアプリケーションエンジニアとの接点は多くあったが、インフラエンジニアとはあまり接点が無かったので、果たして僕の講演で大丈夫か心配しながらの異例の講演であった。(写真は公演後のディスカッション。で右側後ろを向いて話している方は、さくらインターネットの田中社長。後ろの黄色のシャツの方がファーストサーバの森川社長でいずれもエンジニアである。)

今回参加したインフラエンジニアの方々はクラウドコンピューティングへの非常に関心が強く、特にクラウドコンピューティングを構成する分散テクノロジーである、オープンソース分散システムHadoop/大規模分散計算フレームワークMapReduceについては非常に興味をもっていただいた。ちょうど良いタイミングで、Preferred InfrastructureとNTTレゾナントからオープンソース分散システム『Hadoop』の解析資料を公開されたため、その中でレポートされているHadoopのベンチマークテストの結果についても紹介。

ミーティング後の懇親会にも参加させていただき、インフラテクノロジー談義をさせていただき非常に刺激的な大阪ナイトであった。

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2008.08.28

Zimbra Desktopのアーキテクチャ

Posted on 2008.08.28 :07:32 in ネットテクノロジー Category

Yahoozimbra Yahoo! Zimbra Desktop(YZD)ベータがリリースされて1ヶ月が経過した。多くの米国のメディアで取り上げられているが、日本においては、Yahoo! Japan IDとの連携がされていない事からあまり取り上げられていない。ZCS(Zimbra Collabolation Suite) 5.0 については現在フィードパス社で日本語ローカライズの最終段階に入っており、僕も開発環境をベースにこのYZDも評価利用している。今回は簡単にYZDのアーキテクチャを紹介する。

Yzd

このYZDをZCSとシンクして利用するにはZCS5.0が動作している必要がある。POP/IMAPクライアント、Gmailのクライアントとしてはそのままメーラー+スタンダローンのコラボレーションスイートとして利用できる。パフォーマンスについては、定期的にサーバーサイドとシンクしているものの当然ながらクライアントで動作している事から、サクサクと動作する。

ZimbraオリジナルのYZDは既に多言語対応しており、インストール時に日本語を選択可能である。細かい日本語表現がイマイチマッチしていな語り、一部英語のであったりと、完全日本語対応とはいかないが、ZCSを利用しているユーザーが利用するには十分である。

YZDのアーキテクチャはZCSのスモールセットである。大きく違う点はクライアントプラットフォームにネット接続されていない状況でもWebアプリケーションが利用できるMozilla Prismを採用。データベースには軽量RDBMSのApache Derbyが採用された。このApache Derbyは、2004年にIBMからApacheソフトウェア財団にコントリビュートされたCloudscapeベースのDBMSである。

なお、アプリケーションサーバー(サーブレットコンテナ)はサーバーサイドと同じZCS5.0から採用されたJetty(ZCS4.5まではTomcat)である。Tomcat同様にこのJettyはWebサーバーの役目も担っている。

Zimbradesktop

ZCSアプリケーションは、Javaインプリメントである事からMac, Linux, Windowsのマルチプラットフォームで動作可能である。基本的にはサーバーサイドのソースコードがそのままクライアントコンピューターで動作する。

このようなJavaの特長をを活かしてアーキテクチャ設計されているWebアプリケーション・クライアントアプリケーションはなかなか無い。クールなアーキテクチャ設計である。

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2008.07.24

人物検索SPYSEEのポテンシャル

Posted on 2008.07.24 :06:58 in ネットテクノロジー Category

Logo_header テクノロジーベンチャーである「オーマ」が人物検索サービス「SPYSEE」を16日に試験運用として開始した。人物名をキーとする検索である。人物に関する情報をニュースや画像、動画、関連商品、ブログ記事などWebから自動的に収集し、情報をまとめてい。利用者は人名・キーワードを入力して検索できる。本日現在登録されている人物は131,000人余りである。一応僕もエントリーされている。

さらに、検索されたその人物を取り巻く人間関係がネットワーク図で表示される。人間関係までを知ることも可能となる。SPYSEEはSNSによって構築されネットワークされた情報を元にするのではなく、Webから情報が抽出される点である。Webに公開されている人物情報の文脈から人物の情報と人間関係を判断する。いわゆる日本語の自然言語処理技術がベースになっている。

Spysee_3

あらゆるものがWeb上から検索可能となっている中で、人物検索はまだまだ決定打がない状況である。日本では、有名人検索は「パソログ」、ビジネスパーソン検索はSBI Roboの人脈検索「SBI Business」などがサービスを開始しているが、総合的な人物検索に関してはある意味空白地帯であり、人物に関する信頼性の高い整理された情報サービスが出ていなかった.。

実は、今年始めに「オーマ」代表取締役の石田さんと会社設立前に、何度かお会いし人物検索の可能性などについて情報交換をしており、シマンテック・ウェブ技術の応用として精度の高い人物検索はポテンシャルを秘めている点でコンセンサスをとった。現在Web上で「オーマ」に関する情報が公開されていないようである。多くの事をこのエントリーで賭けないのだが、この「オーマ」は日本でも稀に見るアカデミックメンバーで構成されているテクノロジーベンチャーである。なお、会社名の「オーマ」とは「風の谷のナウシカ」に登場した巨神兵から命名したそうだ。

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2008.06.25

Symbianオープンソースへ

Posted on 2008.06.25 :06:57 in ネットテクノロジー Category

Symbian 2004年02月11日のエントリーでNokiaのSymbialの買収についてのエントリーをしたが、TechCrunchによると、4年を経てついに完全買収となったようだ。Symbianプラットフォームは「Eclipse」のオープンソースライセンスで提供される。iPhoneやAndroidさらにはWindows mobileなどスマートフォーンが現在注目を浴びているが、このSymbianはスマートフォンの先駆け的なOSである。

Nokia have today announced that they will be acquiring the remaining 52% of Symbian they don’t own and will be releasing the complete Symbian platform under the Eclipse open source license.

Symbian OS(シンビアンオーエス)はシンビアンによる携帯機器向けオペレーティングシステムであり、ライブラリ、ユーザインタフェースフレームワークである。docomoのFOMA端末はこのSymbianがOSになってる。累計出荷台数は2億台を超えたという。

現在の市場シェアは以下の通り。

  1. Symbian (60%)
  2. Windows (15%)
  3. RIM (10%)
  4. iPhone (7%)

マーケットシェアとしては、ファースト・ムーバー・アドバンテージを得ているSymbianであるが後ろにはiPhone, Androidがが迫ってきているのは確かだ。

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2008.06.21

Firefox 3 と Safari 3の性能比較

Posted on 2008.06.21 :08:38 in ネットテクノロジー Category

Firefox7a6_3_2 Firefox 3がいよいよリリースされた。数々の新機能と1万5000を超える改善が盛り込まれており、なんと800万件以上のダウンロード数を達成。24 時間以内に最も多くダウンロードされたソフトウェアとしてギネス世界記録の樹立されたとのこと。

昨年Appleは高速性を前面にアピールしたSafariをWindowsに対応させたが、今回このFirefox3がリリースされたことで、いよいよクライアントアプリケーションを利用しているようにWebアプリケーションを利用できる。

Zimbraは早くもZimbra Collabolation Suite 5(ZCS5)でのSafari 3、Firefox 3, IE7メジャー3ブラウザでのベンチマークを発表した。その結果を見るとfirefox 2はIE7の1.5倍速く、firefox 3はIE7の2倍速い。さらにSafari 3はIE7の3倍速く、firefox 3をsafariが大きくリードしているのが伺える。

Browserwarswinnertotal_time

feedpath ZebraはZCS4ベースなのでsafariをサポートしていないが、Firefox 3で利用している分には十分に軽快でクライアントアプリケーションのメーラーに引けをとらない。(まだオフィシャルにはFirefox 3をサポートしていないのだが僕が利用している範囲では問題なく利用できている)

Apple Developers Connectionでは、Safari 4 Developers previewも公開されており、Safari4 ががどれだけ高速になるかが楽しみだ。

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2008.06.13

Googleのエンジニアリングカルチャー

Posted on 2008.06.13 :18:50 in ネットテクノロジー Category

「IT業界において、エンジニアをリスペクト(大事)にしない企業は成長しない(あるいは一定のところで成長が鈍化する)」。2000年からネットエイジに籍を置き多くの投資案件、インキュベーション案件で、多くのITベンチャーを見てきたが、このテーゼは間違いなく真であり、逆もまた真である。成長しているITベンチャーはイケているエンジニアにより支えられている。

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Google Developer DayにてGoogleのエンジニアの日常と開発スタイルについてGoogleのソフトウェアエンジニアの藤島勇造氏がプレゼンテーションを聞いてきた。Googleはエンジニアを大事にする会社である。それが大前提としてセッションが繰り広げられた。さらにGoogleのエンジニア採用のプロセスについても言及された。

このようなカルチャーが形成されると、優秀なエンジニアは優秀なエンジニアを呼び、ポジティブスパイラルとなり、短期間に品質の高いサービスがリリースされていく。

Pap_0302

日本において、プログラマはソフトウェアを生産するためのツールとして捉えている経営者が多い。自社サービス、自社プロダクトを持たないIT企業、特にシステムインテグレータの業界では、エンジニアのキャリアパスも、プログラマ>プロジェクトマネージャー>コンサルタントといったパスが王道である。一方米国ではプログラマはリスペクトされており、職人の域のエンジニアは聖域に達するのである。

エンジニアリングチームカルチャー作りが、企業の成長に大きく影響することを改めて考えさせられるセッションであった。

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