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2011.04.28
フィードパスは今日からYahoo! Japanグループに
本日プレスリリースにて発表したとおり、フィードパスは本日付けでYahoo! JAPANグループに仲間入りしました。
フィードパスは中小企業(SMB)向けのクラウド事業を中心に、グループウェアやWebメール等、ビジネスアプリケーションのサービス企画から開発、運用までの実績を積み重ねてきました。このような背景からフィードパスはこれまで培ったクラウドビジネスの経験やノウハウをバリューとして、Yahoo! JAPANのサービス開発に活かしていくこととなりました。
今回経営母体がYahoo! JAPANに変わることでフィードパスにとっては大きなマイルストーンになりますが、業務執行の体制に大きな変更はなく、引き続き代表取締役 CEOの津幡と共に僕は取締役 CTOのポジションでフィードパスの業務執行に携わっていきます。
日本においてはSMB向けのオリジナルクラウドサービスを展開している独立系ベンチャーは決して多くはありません。個人的には米国で企業向けコラボレーションウェアをSaaS展開している37signalsのようなスモールエクセレントなカンパニーを標榜してきました。
一方、マーケットに目を向けるとSMB向けクラウドアプリケーション市場は過当競争の様相を呈しています。このような状況下で堅実に事業成長を実現するためには、Yahoo! JAPANという「日本のインターネット」の代名詞的な存在のカンパニーの支援を得ることで経営の安定化を図るメリットのほうが大きいと判断しました。結果的には米国スタートアップの典型的なエグジットモデルの日本版(設立後6年も経っているのでスタートアップとは言いにくいのですが)となりましたが、フィードパスのすべてのステークホルダーにとってはポジティブな結果となりました。
フィードパスはこれまでもいくつかの大きなマイルストーンを経てきました。2005年4月に僕が設立メンバーとしてネットエイジにてインキュベーションしブログエンジン株式会社を設立しました。設立当時はブログ(当時はWeblogと呼んでいました)がコンスーマ市場からビジネス市場に拡大してきているステージの中で企業向けブログ事業を展開するカンパニーとしてスタートアップしました。
翌年の2006年には企業向けブログ市場の成長に追随するためにサイボウズに資本参加をいただき、現在のフィードパスに社名変更しサイボウズグループとなりました。このタイミングで現CEOの津幡、現モディファイCEOの小川浩さんとフィードリーダー(フィードパス社名の由来となったサービスです)+ブログ事業を中心に経営の舵取りをすることになりました。
その後、住友商事の資本参加で米国Zimbraの日本展開を実現し、フィードリーダー事業をクローズしSMB向けのクラウドアプリケーション事業にフォーカスしてきました。2007年にはそのZimbra社が米国Yahoo! Inc.に買収(現在ZimbraはVMware社になっています)されましたが、これも何かの縁と感じます。そして昨年2010年にはライセンス系のクラウドアプリケーション事業を移管し、現在はオリジナルサービスを軸にクラウドアプリケーション事業に注力しています。
このように振り返ると僕はフィードパスで、会社設立、M&A、増資、米国企業の日本展開、事業買収、MBO、減資、事業売却、そしてエグジットとひと通りの経営イベントを経験をしてきました。今後もYahoo! Japan グループの中でさらなる経験を積むことになるでしょう。
Yahoo! JAPANであらたなる出発となるフィードパスを引き続きよろしくお願いします。
2011.04.16
中国GP コースプレビュー
オーストラリア、マレーシアと続いた2011前半のアジアラウンドの最終戦は中国・上海です。時差もマイナス1時間とほとんど時差なくリアルタイムで楽しめるのはこの中国GPの後は秋までお預けとなります。
さて、上海インターナショナルサーキットは2004年に完成した比較的新しいサーキットです。大きな目玉はターン13から始まる1175mという世界でも最長クラスのバックストレートです。今回DRSの利用出来るストレートはこのバックストレートです。PS3 F1 2011でメルセデスGPで走ったところ(2010なのでKERS/DRSなしで)最高速は327km/hというスピードに達しました。まぁゲームなので、燃料の搭載量をシミュレーションしていないのでこのスピートですが、昨日のフリー走行を見る限り310 - 320km/hの最高速のようです。
Shanghai International Racing Circuit track map Author: Will Pittenger
当然のことながら、このバックストレートでオーバーテイクが頻発すると予想されます。昨日のフリー走行では、メルセデスGPのニコ・ロズベルグのタイムアタックでは、バックストレートに入るターン13を回りマシンがストレートに向いたところでKERS/DRSをフルで利用していました。この作戦ではホームストレートでKERSが使えなくなるのですが、長いバックストレートの中盤で最高速に短時間で到達するために予選ではラップタイムを短縮できそうです。
もうひとつのポイントがターン1からターン3までのコーナーです。このコーナーは徐々にRがきつくなるのでシフトダウンのタイミングが難しいのと、左回りのターン2から右回りのターン3へ向かう際のアクセルワークがセクター1のタイムを左右します。
今シーズンはレッドブルのセバスチャン・ベッテルが敵なしの状況ですが、マクラーレンやメルセデスGPにも頑張ってほしいところです。もちろんザウバーも。
さて、連チャンのF1開催で今週もエキサイティングな週末を過ごせそうです。
2011.04.10
エキサイティングなレースのために安全性基準
昨日のマレーシア・グランプリの公式予選にてセバスチャン・ブエミ(トロロッソ)のサイドポンツーン・カバーが外れコース上に散乱する事態が発生するという、ドキッとするシーンがありました。かなり大きなパーツであることから、すぐにレッド・フラッグとなりフリー走行は安全確認までサスペンドとなりました。
F1ではKERSやDRSといったスピードを向上させるテクノロジーを採用する一方、時速300kmを軽くオーバーするマシンの安全性についても最先端のテクノロジーの採用と共にコースの環境整備の基準を設けています。
アイルトン・セナが1994年5月1日、サンマリノグランプリの事故で他界以来、FIA、チーム、ドライバーなどの関係者が一体となって厳格な安全性基準を設定し安全性向上への取り組みを実施しており、セナ没後に死亡事故が発生していません。
多くの安全性基準の中で安全性に大きく寄与しているのがコクピット部分に採用しているモノコックの構造です。
Image:F1complete
モノコックは、スチールの2倍の強度で重量は5分の1のカーボン・ファイバーをベースとしたカーボン・ファイバー・マットで構成されています。カーボン・ファイバーの繊維は毛髪の5分の1の太さ(細さ)で、これらマットの間にハニカム構造のアルミニウム層が挿入されることで、モノコックの剛性をさらに高めています。(F1通信「モノコック:F1安全技術解説-4」に詳しい説明が掲載されています)
また、サーキット・レイアウトに目を向けると、マシンがコースアウトした場合にスピードを落とし、激突を防いだり激突の際の衝撃を和らげたりする構造として、芝生、サンドトラップ(波打たせた砂場)、グラベルトラップ(砂利または土を敷き詰めた場所)、タイヤバリア(専用のタイヤを積んで壁の前に並べたもの)などを導入しています。
昨年2010年のヨーロッパ・グランプリでレッドブルのマーク・ウェバーが、前方を走るロータスのヘイキ・コバライネンと接触。マーク・ウェバーが空中で縦に一回転した事故においても、このモノコックとサーキットの広いランオフエリア(舗装路の外側にある退避路及び退避スペース)により怪我一つ無く安全に停止しています。
2011年のヨーロッパ・グランプリのクラッシュ映像
さて、今日のマレーシア・グランプリもこれらの安全性基準の上でエキサイティングなレースが展開されることを楽しみにしています。
2011.04.07
マレーシアGP コースプレビュー
いよいよ明日8日からF1 2011 第2戦マレーシア GPがセパン・インターナショナル・サーキットで開催されます。
僕は今年からレースウィークはプレイステーション3のF1 2010でサーキットを走ってみることにしました。セパンをざっと30LAP程度走り、コース全体のレイアウトとライン取りを(僕なりに)理解しました。
ちなみにセパンのレコードタイムは1分34秒223で2004年にファン・パブロ・モントーヤ(ウィリアムズBMW)が記録しています。ゲーム上の僕のレコードは1分45秒程度で10秒以上離されていますが。。
以前このブログでもエントリーしているDRSとKERSが注目を集めていますが、やはりセパンでの一番の注目はDRSとKERSの使いどころであるターン14からのバックストレートと、最終コーナーであるターン15からターン1までの927mのホームストレートに尽きるでしょう。
Track map for Sepang International Circuit. Author: Will Pittenger
DRSが利用出来るのはホームストレートであり、DRS + KERSを使えばオーバーテイクの可能性が極めて高くなりますね。
しかしながら、DRSを利用するためには先行マシンと1秒以内の時間差でなければいけません。バックストレートで先行マシンとの時間差がある場合、時間差を縮めるためにKERSを使い回生電力を使い果たした場合はホームストレートではKERSが利用できなくなります。このあたりの駆け引きが面白くなるのではないでしょうか。
もう一点注目ポイントを挙げるとすれば、ターン12から13にかけての高速コーナー、そしてターン14までのライン取りもタイムを左右しました。
さてさて楽しみな週末になりそうです。
2011.04.02
F1マシンを先導するモンスターマシンSLS
2010年よりF1のセーフティーカーに採用されたのがメルセデス・ベンツ SLS AMGです。
AMGはメルセデス・ベンツをチューニング部門でありブランドであり、このSLSは2009年11月にドイツ国内で2010年9月から日本への納車が開始されました。V8 6.2リットルエンジンから発生するパワーは571馬力というモンスターマシンで販売価格が2430万円という超スーパーカーです。
セーフティーカーはレース中にマシンがコース上でクラッシュした場合や、コース上に止まっている場合F1マシンを先導する役割をになっていますが、このSLSがF1マシンを先導するシーンがたまらなくカッコイイんです。
F1チーム・メルセデス・グランプリのイケメンドライバーであるニコ・ロズベルグがSLSのテスト・ドライビングをした映像が公開されています。SLSのパワフルでエレガントな走りを見てください。
Nico Rosberg driving the Mercedes SLS AMG on the Yas Marina Circuit





