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2008.06.27
Yahoo!のSVPにZimbraのScott Dietzen!?
最近多くのWebメディアで報道されているとおり、米国Yahoo!の組織刷新が進んでいる中で、26日Yahoo!が新組織を体制を発表した。
このPress Releaseで報道されていない情報で、Wall Street Journal系のデジタルメディアである All Things Digitalによると、昨年Yahoo!に買収されたZimbraの元CTOであったScott Dietzenが、これまでSVPであったBrad Garlinghouseの後任として、Yahoo!のCommunications & Communities部門のシニア・バイスプレジデントに任命(するだろう)のこと。
There will also be another strategy team group with a new head, who has not yet been chosen.
And Yahoo will name Scott Dietzen (pictured, right) to take over the job of SVP Brad Garlinghouse, running all communications and community properties and products under Patel.
Yahoo!のCommunications & Communities部門はMail(2600万ユーザー)、Messenger(1億ユーザー)、Groups(1億1千万ユーザー)、Flickr(4700万ユーザー)およびZimbraなど約600名部門である。
■Scott Dietzenが昨年11月に来日した際のエントリー
2008.06.26
TechCrunch August Capital パーティー 2008
TechCrunch August Capital@シリコンバレーのイベントが今年も開催される。
米国のスタートアップベンチャーがデモンストレーションを兼ねて参加するシリコンバレーの一大イベントだ。早くもチケット完売も模様。
August Capitalはサンドヒルロードの静かなベンチャーキャピタルエリアにあり、21時近くまで明るい中でイベントは繰り広げられた。思えば昨年このイベントに参加してインフォテリアUSの江島健太郎さんや、Blueshift Global Partnersの渡辺千賀さんに初めてお会いした非常にエキサイティングなイベントであった。
今年も参加したいところであるが、参加できそうにないかな。。
2008.06.25
Symbianオープンソースへ
2004年02月11日のエントリーでNokiaのSymbialの買収についてのエントリーをしたが、TechCrunchによると、4年を経てついに完全買収となったようだ。Symbianプラットフォームは「Eclipse」のオープンソースライセンスで提供される。iPhoneやAndroidさらにはWindows mobileなどスマートフォーンが現在注目を浴びているが、このSymbianはスマートフォンの先駆け的なOSである。
Nokia have today announced that they will be acquiring the remaining 52% of Symbian they don’t own and will be releasing the complete Symbian platform under the Eclipse open source license.
Symbian OS(シンビアンオーエス)はシンビアンによる携帯機器向けオペレーティングシステムであり、ライブラリ、ユーザインタフェースフレームワークである。docomoのFOMA端末はこのSymbianがOSになってる。累計出荷台数は2億台を超えたという。
現在の市場シェアは以下の通り。
- Symbian (60%)
- Windows (15%)
- RIM (10%)
- iPhone (7%)
マーケットシェアとしては、ファースト・ムーバー・アドバンテージを得ているSymbianであるが後ろにはiPhone, Androidがが迫ってきているのは確かだ。
2008.06.24
CTOのミッションってなんだ?
フィードパスにおいてCTO(最高技術責任者)という肩書きを持って2年経つが、米国とは異なり日本の多くのインターネットベンチャーを見てみると、IT企業でCTOという肩書きを明確に表しているマネジメントチームは決して多くない。多くは技術担当取締役的な肩書きである。ではCTOのミッションとはどのようなものなのだろう。Webでサーチしてみても、決定的な説明が掲載されているサイトを見つけるのはむずかしい。つまり、CTOはCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)、CFO(最高財務責任者)と比べてあいまいなミッションなのである。(恐らく)
模範的なCTOがいるとすれば、最新テクノロジーをベースにした自社向かうべきテクノロジーを明確に示し、テクノロジーロードマップを策定し、エンジニア リングチームにリスペクトされ、インターネットサービス開発に必要なアーキテクチャデザイン、アプリケーション開発、インフラスキル、開発プロセスマネジ メント、ヒューマンリソースマネジメントとあらゆるテクノロジースキルセットを有する頭脳明晰なウルトラエンジニアであれば、マネジメントチームは怖いも の無しなのだが、そのようなスーパーCTOはまずいない。現実にこれまで多くのエンジニア経営者とあってきたが、このようなエンジニアには出会ったことが 無い。
逆に上記のようなテクノロジースキルセットを専門とする、アーキテクトやマネージャが存在すればエンジニアリング組織は機能するはずだ。
IT企業、特にスタートアップベンチャーがスタートアップに成功し、ミドルステージからレイターステージで成長を続けるにはテクノロジーの観点から重要な経営意思決定を行う局面が多くある。一般的に、CEOは財務的な観点やビジネスサイド(セールス、マーケティングなど)から見た観点では専門分野であることが多く、COOあるいはCFOからの提案をMake Senseできるイシュー多いが。ところが、技術分野でのCEOが最終的な意思決定、特に限りあるキャッシュをテクノロジーに投資する際の意思決定を行うには、投資対象のテクノロジーが経営戦略に整合性がとれているかが前提でそのテクノロジー投資のメリットさらにはROIが明確であり、定量化したリスクを元にリスクコントロール可能かを判断し意思決定を行う必要がある。CTOはCEOが最終的な意思決定を行うために、テクノロジースキルセットに加えて経営的な観点が必要なのである。
というのが現時点での僕の考えるCTOのミッションである。
2008.06.21
Firefox 3 と Safari 3の性能比較
Firefox 3がいよいよリリースされた。数々の新機能と1万5000を超える改善が盛り込まれており、なんと800万件以上のダウンロード数を達成。24 時間以内に最も多くダウンロードされたソフトウェアとしてギネス世界記録の樹立されたとのこと。
昨年Appleは高速性を前面にアピールしたSafariをWindowsに対応させたが、今回このFirefox3がリリースされたことで、いよいよクライアントアプリケーションを利用しているようにWebアプリケーションを利用できる。
Zimbraは早くもZimbra Collabolation Suite 5(ZCS5)でのSafari 3、Firefox 3, IE7メジャー3ブラウザでのベンチマークを発表した。その結果を見るとfirefox 2はIE7の1.5倍速く、firefox 3はIE7の2倍速い。さらにSafari 3はIE7の3倍速く、firefox 3をsafariが大きくリードしているのが伺える。
feedpath ZebraはZCS4ベースなのでsafariをサポートしていないが、Firefox 3で利用している分には十分に軽快でクライアントアプリケーションのメーラーに引けをとらない。(まだオフィシャルにはFirefox 3をサポートしていないのだが僕が利用している範囲では問題なく利用できている)
Apple Developers Connectionでは、Safari 4 Developers previewも公開されており、Safari4 ががどれだけ高速になるかが楽しみだ。
2008.06.13
Googleのエンジニアリングカルチャー
「IT業界において、エンジニアをリスペクト(大事)にしない企業は成長しない(あるいは一定のところで成長が鈍化する)」。2000年からネットエイジに籍を置き多くの投資案件、インキュベーション案件で、多くのITベンチャーを見てきたが、このテーゼは間違いなく真であり、逆もまた真である。成長しているITベンチャーはイケているエンジニアにより支えられている。
Google Developer DayにてGoogleのエンジニアの日常と開発スタイルについてGoogleのソフトウェアエンジニアの藤島勇造氏がプレゼンテーションを聞いてきた。Googleはエンジニアを大事にする会社である。それが大前提としてセッションが繰り広げられた。さらにGoogleのエンジニア採用のプロセスについても言及された。
このようなカルチャーが形成されると、優秀なエンジニアは優秀なエンジニアを呼び、ポジティブスパイラルとなり、短期間に品質の高いサービスがリリースされていく。
日本において、プログラマはソフトウェアを生産するためのツールとして捉えている経営者が多い。自社サービス、自社プロダクトを持たないIT企業、特にシステムインテグレータの業界では、エンジニアのキャリアパスも、プログラマ>プロジェクトマネージャー>コンサルタントといったパスが王道である。一方米国ではプログラマはリスペクトされており、職人の域のエンジニアは聖域に達するのである。
エンジニアリングチームカルチャー作りが、企業の成長に大きく影響することを改めて考えさせられるセッションであった。
2008.06.10
Google Developer Day 2008 Keynote(2) - Googleのクラウド
Google Developer Day 2008 KeynoteをPhoto サマリー は、Google Apps Engine, OpenSocial, Google Earth KML, そしてGoogle Provide Platform。
■Google Apps Engine
Google Apps EngineはデベロッパーがWebアプリケーションをコンピューティングしGoogleのインフラストラクチャーを利用できるサービス。500万ページビューまで無料で提供され、運用監視のモニタリング機能も装備している。
■OpenSocial
OpenSocialのアップデート情報も公開された。コンテナを提供するプロバイダーも増加し、今や2億7500万人の利用者。2万人の開発者。5000万のアプリケーションまで成長した。
■Google Earth KML
Google Earth KMLのデモンストレーション。横浜のドライビングシミュレータのデモとエベレストをドライブするデモ。Googleの3Dテクノロジーには脱帽である。
■Google Provide Platform
最後にGoogleが提供するプラットフォームについてのプレゼンテーションがあった。
これがGoogleクラウドのストラクチャーである。
Google Developer Day 2008 Keynote(1) - Androidベールを脱ぐ
Google Developer Day 2008がパシフィコ横浜で開催された。なんと、1000名を超えるデベロッパーが集結したビッグイベントとなった。KeynoteをPhoto サマリーでレポートする。
村上社長のオープニングキーノートに始まる。
■Croud, Connectivity, Client
キーノートのモデレータを務めた及川卓也氏
Googleのキーワード Croud, Connectivity, Clientの3つのCについて語った。
■Android
Andy RubinのAndroidのデモ
Androidのプロトタイプのデモンストレーションは10分以上。完成度は思いの外に高かった。搭載されているアプリケーションはほぼiPhoneと同じであるが、Google Maps連携機能が充実している。
WWDCはiPhone 3Gだけじゃない、Appleのクラウドサービス
予想通り、iPhone 3G出ました。早くもcnetにJobsのkeynoteビデオが公開されている。AppleのWebサイトによると7月11日に発売開始。予想以上に早い販売開始であり、まさにサプライズである。
さて、WWDCは進化したiPhone 3Gに注目が集まっているが、iPhone 3Gに関連して今回Appleは実にイノベーティブなサービスを公開した。mobileme(モバイルミー)である。mobilemeをサービス面から見るとメール、アドレス帳、カレンダー、PhotoデータなどOTA(Over the Air)にて自動的に同期するサービスである。ラップトップコンピューター、iPhoneの情報がクラウドを介して自動的に常に同期される。
さらにmobilemeをテクノロジー観点のアプリケーションアーキテクチャで見ると、Webストレージの提供+サービスアーキテクチャを提供するクラウド・インフラストラクチャなサービス(ロゴがクラウドである)である。Appleはこれまで.MacというWebストレージサービスを提供してきたが、今回のmobilemeは.Macの進化である。これはIPhoneが世界中で提供できるようになったことにより実現できたのだろう。
「百聞は一見にしまず」なので、Appleサイトのmobilemeビデオガイドをご覧ください。 ZimbraのFlash Demoを見ているような錯覚にとらわれてしまった。
Appleは満を持して、GoogleのGoogle Apps、MicrosoftのOffice Live、Yahoo!のZimbraなどのWeb Collaboration Suiteの領域にタップオンした。
2008.06.09
いよいよApple WWDC?Google Developer Day?
米国サンフランシスコでは、AppleのWWDC08がまもなく開催され、iPhone 3Gがベールを脱ごうとしている。
どんなデザインのデバイスか興味津々のところではあるが、日本では明日10日はGoogle Developer Day 2008 Japan@パシフィコ横浜がいよいよ開催される。明日は、朝一からGoogle Developer Day 2008 Japan サポーターとしてプレス席で参加する。
基調講演はもちろん聴講する。モバイルプラットフォーム担当 シニア ディレクターのAndy Rubin (アンディ ルービン)がスピーカーに予定されているのでAndroid関連のサプライズ(ソフトバンクのiPhoneに対抗してdocomo端末とか!)を期待する。さらに午後の参加予定のセッションをピックアップしてみた。
13:00 - 13:45:OpenSocial(向井 淳、丹羽 智史)
14:00 - 14:45: Mashup から Mapplets へ(David Day)
15:00 - 15:45:KML(Mano Marks)あるいは休憩
16:00 - 16:45:Google Maps API for Flash(加藤 定幸)
17:00 - 17:45:Google のソフトウェア エンジニアの日常(藤島 勇造)
折りを見て、コード ラボ(Hackathon):ソーシャル Web のスタンダード ‘OpenSocial’(Chris Schalk)も覗いてみようと思う。
できる限り早くこのブログでレポートを報告しようと思っています。






















