2007.07.23
フィードパスのエクイティファイナンスについて思うこと
7月13日の金曜日。フィードパス社は2回目のエクイティーファイナンスを行うことをリリースした。住友商事、サイボウズ、ngi group、経営陣などが第三者割り当て増資の引き受け先となり、増資の総額は1億6380万円である。今回の増資は、増資金額からしても決して大きなエクイティーファイナンスではないにも関わらず、日経本紙を始めとする新聞媒体、Webメディアで大きく取り上げられた。さらに、先週末インプレスのビジネス向けWebメディアであるEnterprise Watchが「今週のエンタープライズ2.0−フィードパスが住友商事との関係を強化」と大きく報じたことは今後のB2B事業を行うITベンチャー企業としては極めて異例であったといえよう。
この背景にはB2Cサービスである「feedpath Rabbit」による企業ブランドが各メディアに浸透していることに加えて、B2B向けSaaS型Webメールサービスの「feedpath Zebra」が極めて大きなポテンシャルを持っていることを各メディアが認識している結果といえよう。実際のところ、僕自身フィードパス社の役員を務める立場でもこの報道のインパクトにはサプライズであった。
このフィードパス社であるが、今注目されているSaaSサービスの「feedpath Zebra」が正にポテンシャルビジネスであることは間違いないが、一昨年から「ビジネスブログブック」などでマーケットアピールし育成してきた企業向けのイントラブログツール「blogengine」もしっかりと機能追加や機能改善を行ってきた結果マーケットに受け入れられ成長している。
先日「MoovableType」などのブログツールを開発・販売しているSix Apartの関社長と話す機会があり、その際に企業向けブログマーケットについて意見交換をしたのだが、関社長曰く、「メディアで騒がれなくなったときこそ、プロダクトやサービスが認知されマーケットに浸透し収益が拡大している時期ですね。」と云っていた。異議無しの意見である。
さらにもう一つ。この4月のリリース後に沈黙を保っているサービス。風林火山で云えば林である「徐(しず)かなること林の如く」とでも云おうか、コンシューマ向けフィードリーダーの「feedpath Rabbit」もいよいよ大きな成長期を迎えており、僕としてはワクワクしている。
このようなポテンシャルプロダクトとポテンシャルサービスを事業ポートフォリオに抱えていることが今回のメディア報道につながったのではないかと思っている。
feedpath Rabbit Tags: フィードパス, SaaS generated by feedpath Rabbit





