Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

J-SOX法とメール監査

昨年の2007年2月15日に金融庁企業会計審議会は金融商品取引法(通称:日本版SOX法)で求められている「財務報告にかかわる内部統制の評価及び監査」に関する実施基準を含む、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」を承認した。

この、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)」のP16に掲載されている「ITの利用及び統制」によれば、

(前略)一方で、ITの利用は、例えば、経営者や組織の重要な構成員等が電子メール等を用いることにより、容易に不正を共謀すること等も可能としかねず、これを防止すべく適切な統制活動が必要となることにも留意する必要がある。(後略)


ここでいう"適切な統制活動"とは、送受信されるメール内容の監査である。つまり役員、社員の送受信するメールを蓄積し検索および閲覧できるしくみが要求される。

Googleで「メール監査」というキーワードを検索すると、多くのAdwords広告が表示されるように、「メール監査」機能の導入は上場企業およびそのグループ会社の優先施策事項となっているようである。

このような市場ニーズに応え、feedpath Zebraは1月16日の新機能リリースでこのメール監査に対応した「メールアーカイブ&監査オプション」を用意した。

「メールアーカイブ&監査オプション」は全ユーザーのメール容量と同じディスク容量スペースを別に確保し、管理者権限を持つユーザーにだけ、全送受信メールをWebクライアントで閲覧/検索(監査)できるようにするオプションである。

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