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Blogot - 旅とF1と車と男の嗜み

旅とF1と車と男の嗜みをテーマとした後藤康成のブログ。

小林は試験に出すな

今年1月ほとんど東京にいない状態で、17日の大阪出張から始まりインド出張、さらに帰国後はまた大阪と出張三昧のホテルぐらしをしている状況です。ニュースはインターネットで確認できるのですが、やはり国内にいるときは日経新聞は欠かさずに読むようにしています。

そんな中で大阪のホテルに居るのですが、本日2月5日(水)の日経本紙の「春秋」は「小林秀雄は入試に出すな」(丸山才一さんが言ったらしいです)というなかなか読み応えのある文章でした。読んでみると、なんと今年の大学入試センター試験の国語の問題に小林秀雄の随想「鐔(つば)」が出題されたことで国語の平均点をガクッと下げたとのこと。僕にとっては、ちょいとニヤリとする文章でした。

ネットで調べたところ、やはり多くのメディアで同様の記事が掲載されており、かなりの難問だったようです。

この「春秋」にも書かれている通り、小林秀雄の文章は短時間でやっつける試験問題には向いていないと思われ、そこには小林独自のワイルドな思想が凝縮された文体であり、読者にとっては難解だけども推理小説にも似た面白さがある「謎かけ」にも似た作品が圧倒的に多いのも確かです。一度や二度目を通してだけではその本質を知るには至らないでしょう。

小林の作品が出題されて「ニヤリ」とした受験生はなかなかの小林通ですね。

2013年度大学入試センター試験の国語の問題と解答